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「みやじ豚」のブランドで流通革命に成功!3倍の値がついた!を学んじゃえ! 

毎度「「みやじ豚」のブランドで流通革命に成功!3倍の値がついた!を学んじゃえ! 」のサンファーマーです。「みやじ豚」のブランドで流通革命に成功!3倍の値がついた!を学んじゃえ! _c0354549_15053456.jpeg 
 
 はじめての方に向けて「 ニュースレターで学んじゃえ! 」の説明をしたいと思います。私が学んでいる『 農業経営者育成塾 』の塾長である神保信一氏が毎月発行されている「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレターの記事から、インスパイアされた内容を綴っていきます。新時代の農業を志すみなさんに読んでいただければ幸いです。


   「 ニュースレターで学んじゃえ! 」


 「みやじ豚」のブランドで流通革命に成功!3倍の値がついた

 

 農協に頼らない新しい流通ルートはどうすればできるのだろうか。新しい流通ルートの開拓に成功した生産者がいる。宮地勇輔さんである。年令は30才、生産物は「豚肉」である。「みやじ豚」というブランドを作りあげ農林水産大臣賞の最優秀賞をもらった。

 30才の若さでどうして新しい流通ルートの開拓ができたのだろうか。宮地さんはフリーターをしながら自立する道を考えていた。仕事をしながら流通の学習を必死にやった。流通の学習をしていく中で「豚肉」をブランド化する方法を考え出したのである。

 飼育法から徹底的にこだわる、脂肪が豚臭くない上質な豚肉の生産にチャレンジをした。豚肉の生産は父と弟に伝授した。もともとが養豚の生産者だった。臭い汚いきついの3K改善から始まった。一頭当りの飼育面積を2倍にしたのである。飼育方法も考えた。母豚と一緒にすごす時間を長くした。
25日まで同じケージですごさせる。一緒に生まれた兄弟は半年まで同じ所で飼育する。このようにすると豚のストレスはなくなり肉の臭味が消えるそうである。
 人間でも植物でも同じであるがストレスは体臭が酸化して悪臭を放つのである。ストレスをなくすだけで品質は大きく変化する。例えば植物でも土壌のストレスがなければ甘味が出ておいしく育つ。ストレスは大切なキーワードである。
 もちろん飼料も研究して肉質を上げるようにした。その結果、通常の豚肉の3倍の価格で取引きされるようになった。「みやじ豚」のブランド化に成功したのである。
 と言っても何もしないでブランド化に成功したわけではない。流通ルートを考えた。普通、豚は農協に売り、問屋が買って消費者に売るのが通例である。農協に売って問屋が買うまでは同じだがその先の一般小売りはすべて宮地さんが指示をするのである。勝手には売れない。どうやって売るのかと言うとインターネットを使って宣伝して販売をする。
 養豚場の近くに試食施設をつくり、そこに一般の方とプロのレストランの方が来て試食をする。気に入った人が購入する仕組みである。価格の決定権は宮地さんが持っている。現在の取引き店数は120店舗もある。
 なぜこの流通ルートを考え出したかと思うだろうか。それは市場取引きの大きな欠点にあった。市場では味がまったく評価されない。肉の色、脂肪の厚み、大きさで上中並が決められる。大きくなりすぎた豚は安い。でも旨い。これが市場の欠点である。果実も野菜でも規格が最優先である。味は関係なしである。宮地さんはここに疑問を感じて流通革命を起こした。欠点は不満にするのではなく成功へのキーワードにするのである。


 静岡農業技術支援協同組合 発行 「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレター 2009年 8月号より
 
 
 今回の記事から考えるテーマーは「 ブランド化 」です。一般的に「 商品価値 」「 差別化 」「 ストーリー性 」「 広告 」などがブランド化には必要と言えるでしょう。

 宮地勇輔さんは、流通ルートを開拓し上質な豚肉の生産に成功し「 みやじ豚 」をブランド化しました。この記事にある成功のポイントは豚を作物に置き換えればそのまんま使えます。つまりビジネスのポイントは商品は違えど同じなんです。

 豚も野菜もいっしょです。「 今までのやり方に疑問を持ち止めること! 」が大事なんです。宮地さんも今までのやり方に疑問を持ち止めたからこそ新しい流通ルートを開拓出来たんです。そして流通の学習を必死にやりました。飼育法から徹底的にこだわりました。我々も流通の学習を必死にやるんです。農法から徹底的にこだわるんです。そうすれば「 ブランド化 」が近づきます。

 例えばこの部分「 人間でも植物でも同じであるがストレスは体臭が酸化して悪臭を放つのである。ストレスをなくすだけで品質は大きく変化する。例えば植物でも土壌のストレスがなければ甘味が出ておいしく育つストレスは大切なキーワードである。 」ここはすごく重要な部分です。

 植物にとって化学的な資材はストレスなんです。天然・自然な資材による農法こそが植物にとってのストレスの無い環境と言えるでしょう。そのためにもストレスだらけの「 慣行農法 」からノンストレスの「 玄米アミノ酸微生物農法 」に変えることが「 成功 」への第一歩になるのではないでしょうか。

 以前塾長はニュースレターにこう書かれていました。 

①まず、玄米アミノ酸微生物農法で栽培している方を作らなくてはいけない
②どうやって栽培した物を玄米アミノ酸微生物農法というのか基準を作らなくてはいけない
③知名度のあるなしにかかわらず、生産者はその農法をやるだけで利益が出るものでなくてはならない
④消費者に分かりやすいものでなくてはならない
⑤流通業者が取扱う生産物が高い価値のあるものでなくてはならない
⑥全国、どこで栽培されたものであっても、玄米アミノ酸微生物農法の特徴が出ている農産物でなくてはならない。

 これはあくまでもブランド化の準備段階の話です。この先にモラルという最も大切なポイントがあるのです。つまりは人間性です。「 農業経営者育成塾 」はそのためにあると言っても過言ではないでしょう。


そして、農業史上、初めての「 農法ブランド 」が誕生するのです。


生産物のブランドはあっても農法のブランドはないですからね。でもね、史上初ってワクワクしませんか。そう考えると私すっごい渦のなかにいるのかもしれません!ドキドキッ!

 それでは「「みやじ豚」のブランドで流通革命に成功!3倍の値がついた!を学んじゃえ! 」のサンファーマーでした。

 ※ 「 玄米アミノ酸微生物農法 」で栽培した作物を欲しいというお客様( 取引先、個人 )急増中です!ってな訳で「 玄米アミノ酸微生物農法 」作物を栽培していただける生産者さん急募中です!「 儲かる農業! 」を体験したいというあなたのからのコメントお待ちしております!


by sunfarmer | 2015-11-30 05:32 | Comments(0)


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