はじめての方に向けて「 ニュースレターで学んじゃえ! 」の説明をしたいと思います。私が学んでいる『 農業経営者育成塾 』の塾長である神保信一氏が毎月発行されている「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレターの記事から、インスパイアされた内容を綴っていきます。新時代の農業を志すみなさんに読んでいただければ幸いです。 「 ニュースレターで学んじゃえ! 」購入苗の「見分け方」でその年の作柄が決定される! 農業も分業化が進み苗を自分で作る人は少なくなった。毎年、減っていくと予測される。高齢化も原因の一つである。では、出来上がった苗を見分けることはできるのだろうか。ここが重要なポイントなのである。 自分で育苗はしなくても、育苗をしたつもりになって苗の良し悪しを判断する必要がある。自分で作るよりも客観的に判断ができるので、ある意味良い苗を探しやすいとも言える。そのためにはどういう苗が良くて、どういう苗が悪いのかを判断する材料が必要になってくる。
(1)販売されている苗に共通していることがある。 それは「軽い培地」を使っているということである。流通する作業の手間を考えると軽くせざるを得ないのである。花の苗ならともかく野菜の苗はチッソ分を必要とする。培地が軽いということはチッソは不足気味と考えた方が確実である。土にも力がない。根の張りは期待薄なのである。 (2)子葉のない苗は買ってはいけない 苗は生き物である。なおかつ小さくて弱い。少しの環境の変化でも大きく影響される。その影響は子葉に表れる。子葉が黄色くなって弱っていたり落ちたりしているものは苗として役に立たない。すでに育苗期を逸している。 (3)徒長している苗は買ってはいけない 節間は苗の状態を見る上でとても大切である。あまり長くなく均一なものがいい。バラついた節間は徒長をしていると考えて間違いがない。なぜ徒長するかというと間隔を狭くして大量に育苗するからである。そこに春先の高温が重なると植物の競争原理が働いてヒョロヒョロと徒長してしまうのである。 (4)病害虫はついていると考えるのが基本 育苗期で一番心配なのは病害虫である。自分で作るのではないわけだから、どのように管理されているかは未知数である。育苗期に入った病害虫は成長するにつれて致命傷になる。殺虫剤、殺菌剤で消毒をした方がいい。しかし育苗期の苗は弱い。それを補うために玄米アミノ酸の液体を使う。消毒剤と混用するのはもちろんのことダメージを少しでも少なくするために消毒後も玄米アミノ酸単体での葉面散布をお勧めする。 (5)苗は「見てくれ」を狙って作られる 購入苗は誰が作って誰が買うのかまったくわからない。誰が買ってくれるのかがわかっている場合でも見てくれ最優先になる。見てくれを良くする事は簡単である。無理やり液肥を多目に入れて作ってしまう。葉の色が濃く立姿がよく一見立派に見える。これはチッソ過多の苗である。アブラナ科の苗によく見かける。ダマされてはいけない。葉の色は遠くから見て少し薄いぐらいの緑が一番いいのである。 (6)苗の水かけに失敗した場合 予約をして納品日が決まっている場合は水かけの問題は少ない。しかし、ホームセンターなどの店頭で少し時間が経ってしまった苗にはよく起こる現象である。水かけがデタラメで乾燥をさせると苗はヒョロヒョロになって成長点がグッと詰ったような姿になる。これは苗の生理が狂ってしまっている状態である。 JAから購入する半育苗についても同じような注意は必要である。以上6項目について購入苗の問題点を指摘した。重要な事は最も健康で理想的な苗の姿を知っている事である。そのためにはどのように育苗されているのか現場に出向いて詳しく聞く必要がある。そして育苗をしている専門の技術者に写真を見せてもらったりしながら勉強をするのである。育苗センターで育苗ばかりを一年中やっている技術者はプロの技を持っていると考えていい。これを有効利用するのである。ここで話を聞いて学べば理想的な苗の姿は理解できるようになる。 次に購入苗に問題があった事に後から気がついた時にはどうすればいいのだろうか。 (1)一番多いのは徒長苗だと思う。 徒長苗には見えなかったけれども定植したら徒長してしまったということもよくある。これは徒長の理由を考えたらよく理解できるようになる。水分過多、肥料過多で成長が早すぎたのである。だから水分は控える。肥料も控えてストレスを与えるのである。植物の生理が正常に戻るまで待つのである。これを逆にやると徒長はますますひどくなってしまう。 (2)苗に力がなく弱々しい場合はどうするのか。 すぐに肥料をやって元気にと考えるかもしれないが、これは間違いである。苗が弱ければ根はさらに弱い。肥料は与えても吸収できないのである。だからまず根を作る。根を作るには玄米アミノ酸のぼかしと天然ミネラル鉱石である。新しい根毛が出てきて根をしっかりと張ってから肥料を与えるようにする。そうすると苗は元気に育って成長していく。 苗屋さんとはできるだけ広くお付き合いをしてほしいと思う。常に新しい苗を探し続ける努力をしてほしい。わずかな量でテストをするのである。一畝でもいいと思う。常に比較して良い苗屋探しをする。いい苗屋さんに出会うという事は宝物に出会う事と同じなのである。優良な苗屋さんを二軒ほど紹介しておく。資料を取り寄せたり、電話をして話を聞くことをお勧めする。参考になると思う。 ベルグアース(株) 静岡農業技術支援協同組合 発行 「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレター 2009年4月号より 苗購入の記事はタイムリーですね。これから春に植える購入苗が出てきますからね。 でもね。出来れば自分で育苗したいですね。買ってきた物ってなんだか分かんないじゃないですか。例えば、肥料にしたってパッケージはしっかりしてても中身が未熟な肥料だったらトラブルの素ですよね。 わざわざ、お金を出して労力使ってトラブルだらけの畑に自分がしちゃってんだから、ホント残念です。肥料屋さんは肥料を売るのが仕事です。土をよくするのが仕事ではないのです。だから、売るためには未熟な物でも売るでしょう。 苗屋さんもいっしょです苗を売るのが仕事です。素晴らしい野菜を作るのが仕事ではないのです。だから、売るためには見た目重視の売れそうな苗を売るでしょう。 だれが悪いではありません! だから、買うより作れです!栽培に手のかからない「 玄米アミノ酸微生物農法 」手をかけるのはココですよ! 一番大事な土台になる「 土作りと苗作り 」です! それでは「 購入苗の「見分け方」でその年の作柄が決定される!を学んじゃえ! 」のサンファーマーでした。 ※ 「 玄米アミノ酸微生物農法 」で栽培した作物を欲しいというお客様( 取引先、個人 )急増中です!ってな訳で「 玄米アミノ酸微生物農法 」で作物を栽培していただける生産者さん急募中です!「 儲かる農業! 」を体験したいというあなたのからのコメントお待ちしております!
by sunfarmer
| 2016-03-06 05:53
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