はじめての方に向けて「 ニュースレターで学んじゃえ! 」の説明をしたいと思います。私が学んでいる『 農業経営者育成塾 』の塾長である神保信一氏が毎月発行されている「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレターの記事から、インスパイアされた内容を綴っていきます。新時代の農業を志すみなさんに読んでいただければ幸いです。 「 ニュースレターで学んじゃえ! 」果樹の病害の93%はカビ菌が媒介する! カビ菌の白紋羽を退治する 果樹は見た目と味が大きなセールスポイントになる。その意味で病害は少しの黒点が出ても商品価値を大幅に下げてしまうことになる。もちろん価値の下がったものは出荷しない場合が多いから収量はあってもお金にはならないということになってしまう。果樹の病害は野菜よりも収入に大きく響くのである。 今回は果樹の病害について特集を組むことにした。果樹の病害はウイルス系が2%、バクテリアが5%、残りの93%はカビ菌が原因の病気である。カビ菌は植物の組織を突き破って進入できる強大なパワーがある。果樹は永年樹のために一度カビ菌の進入を許してしまうとその退治は簡単ではなくなる。 果樹に多い病気は四つある。炭疽病、胴枯病、ベト病、疫病の四つである。原因はカビである。このカビがどうやって芽生えて繁殖していくのかをよく知ると、ある程度予防ができる。と言っても難しいことではない。ちょっとした不注意が病気の原因になっている場合が多いのである。ちょっとした不注意というのは農作業をしている自分でも気がつかないようなところにある。 例えば枝を剪定して切落とす。そのまま畑に置く。そこから病原菌のカビが出てくる。チップにしたとしても雨が降り湿気からカビが出る。剪定くずは取り去るしかないのである。 病気になった葉が落葉して、そこに雨が降る。それをすき込みする。そうすると病気の源ができる。剪定の技術は陽の当り具合、風の流れで決まる。プロの方は委託する場合も多いのかもしれないが、ほんとうは風、光、水の流れを一番よく知っている人が適任なのである。剪定の技術力で病害を予防できるからである。 光と言えば太陽光もあれば夜の街灯もある。街灯には虫が寄ってくる。この虫で病気を媒介してしまうこともある。それから、カラスによる糞や食ベカスで病気が媒介される。え!と思うかもしれないが少なくないのである。 果樹は深植えをきらう。その理由は酸素欠乏である。定植する時は根と幹にはっきりと分かれる。生え際の幹は成長分化していく基点になる。ここに深植えをして土をかぶせてしまうと酸素欠乏になり成長が遅くなる。同時に病気が出やすくなる。 もちろん排水の悪い所、日当たりの悪い所はカビが出やすい。休耕田を利用した果樹栽培がうまくいかない理由は排水の不備である。 病原菌の生態を逆手に取る方法もある。越冬する時に木の肌にわらやむしろを巻きつける。これは害虫の生態を利用して、ここに害虫を集めて春になったら焼き捨てる。 新芽の所にはうどん粉病が出やすい。芽を吹く前に予防して病気の防除をする。ベト病は落ち葉の中に病気が入って、それが土壌に侵入していく。落葉はマメに片づける。病気になった果実が土に落ちる。そのままにしておくと病気の原因になる。めんどうでも早めに片づける。 このようにして対処をすればある程度病気予防は可能なのである。果樹は永年作物だから毎年少しずつこれらのことができるかどうかが年を重ねるごとに大きな結果につながってしまうのである。中間宿主というのがある。周囲の草木に病原菌が宿り、それが媒介して病気になる。りんごの赤サビ病は典型的である。周囲の草木をきれいにすることも大切である。 果樹で避けて通れないのが白紋羽病である。もともと梨に多い病気である。梨に限らずりんご、柿、栗、桃、すべての果樹に広がっている。この白紋羽病になると現在のところ、打つ手なしの状態である。カビの毒によって根が枯れて幹が枯れていく病気である。カビは繁殖力の強い病原菌である。産地が密集していると産地間で病気が伝染していくこともある。 昨年、4月号のニュースレターで二酸化珪酸の情報をお届けした。二酸化珪酸が白綾羽病に大きな効果があるという記事だったと思う。この二酸化珪酸は天然ミネラル鉱石に多く含まれる。ぼかしの中に天然ミネラル鉱石を1%含ませて醗酵させる。それを白綾羽にやられている根元に置いていく。これだけで病害は大きく改善されるとお伝えをしたのである。それから1年、多くの生産者の皆さんに天然ミネラル鉱石をご購入いただいた。身に余る光栄である。1年を経過して、結果が出始めたのである。 驚くような結果が次々に報告されている。「柿の木についた紋羽がかなり回復をした」「梨の木についた紋羽が減って新しい吸収根が伸び始めた」とか「犬玉になって玉のびがよくなった」「糖度が上がった』などたくさんのお声をいただい 果樹の病害はカビ菌が93%ということをよく頭に入れてほしい。すべてはここからの逆算である。どうすればカビ菌の侵入を防ぐことができるのか。日常的な農作業をもう一度見直す。そして悪玉のカビ菌に対する有効な方法は善玉の微生物を投入することである。善玉の微生物が悪玉のカビ菌を食べる。そして二酸化珪酸がカビ菌のもっとも嫌いな成分であることもよく知ってほしい。 大粒で甘味があり色つやがよければ果樹は高い価格で取引きされ、高収入を得ることができる数少ない農産物なのである。 静岡農業技術支援協同組合 発行 「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレター 2009年7月号より 「 剪定くずは取り去る、落葉はマメに片づける、周囲の草木をきれいに 」記事の中にある言葉の羅列です。 町のクリーンアップ運動の標語みたいですけど、ココが一番大事なんです。だって、これちゃんとやってるひとの姿や人柄が見えてきませんか。 こんなひとの作物美味しそうじゃないですか。 カビなんてジメジメとしたもん、サワヤカさには勝てません。 我々「 玄米アミノ酸微生物農法 」はサワヤカに農業やっていきます! それでは「 果樹の93%はカビ菌が媒介する!カビ菌の白紋羽を退治する!を学んじゃえ! 」のサンファーマーでした。 ※ 「 玄米アミノ酸微生物農法 」で栽培した作物を欲しいというお客様( 取引先、個人 )急増中です!ってな訳で「 玄米アミノ酸微生物農法 」で作物を栽培していただける生産者さん急募中です!「 儲かる農業! 」を体験したいというあなたのからのコメントお待ちしております!
by sunfarmer
| 2016-03-09 06:00
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