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5月に多発する病害虫と薬害の対処方法!を学んじゃえ! 

毎度「 5月に多発する病害虫と薬害の対処方法!を学んじゃえ!  」のサンファーマーです。5月に多発する病害虫と薬害の対処方法!を学んじゃえ! _c0354549_18460000.jpeg

 はじめての方に向けて「 ニュースレターで学んじゃえ! 」の説明をしたいと思います。私が学んでいる『 農業経営者育成塾 』の塾長である神保信一氏が毎月発行されている「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレターの記事から、インスパイアされた内容を綴っていきます。新時代の農業を志すみなさんに読んでいただければ幸いです。


  「 ニュースレターで学んじゃえ! 」

 5月に多発する病虫害と薬害の対処方法!

 

 農業は自然が相手である。自然は刻々と変化する。でも一年を通して見ると同じ動きをする。だから日記をつけるともの凄く活用できる。昨年の5月はどうだったのか、それを思い出して見るだけで違う。予測ができるのである。5月には5月にしかない現象というのがある。これが大切なのである。わかりやすいのは遅霜の被害である。4月後半から5月始めにかけて出る。

 ではどんな時に遅霜になるのか。雨が降る、気温が下がる、風が止む、夜になって気温が下がる、朝霧が出る、霜になる、雨上がりに晴れて気温が下がったら要注意なのだ。このイメージを何回もくり返す。天気予報にも気をつける。低気圧と高気圧の動きには特に注意をする。

 遅霜が出たらどこが一番被害を受けやすいのか。朝日が当る場所、冷気の集まる低い所である。なぜ朝日が当る場所かと言うと霜が当り凍ったものが急速に解凍すると細胞組織がこわれる。細胞がこわれたら被害が大きくなるのは当然である。

 どんなものが被害を受けやすいかというと新芽が出たばかりの果樹やお茶、定植したばかりの苗類である。対策としてはファンをまわして空気を動かすとか、施設であれば朝方だけ暖房を入れるとかになる。

 遅霜で被害が大きくなるのは土壌に力がない、微生物が少ない、化成の使いすぎ、消毒のやりすぎなどが原因になる。細胞組織が弱いほど被害は大きくなる。玄米アミノ酸のぼかしを使っている所は土に体力がある。遅霜を受けたとしても回復力が断然に違ってくる。

 5月の病害虫はダニと油虫である。ダニが発生する人為的な原因というのがある。合成ピレスロイド系の薬剤を散布するとダニは発生しやすい。合成ピレスロイド系は蛾の幼虫によく効く。ところがダニの天敵まで全部殺してしまう。消毒には一長一短があることを忘れないでほしい。サビダニ、赤ダニ、油虫は一回発生してしまったら、なかなか止められない。抵抗性も強く薬剤散布の適期が2月前後しかないからである。

 病虫害の基本対策はなんといっても強い免疫力をつくることである。植物自体を強くするのが一番である。害虫が出たら薬剤散布で退治するのは仕方がない。それで終ってはいけない。玄米アミノ酸液体を晴れた日に単体で葉面散布をして回復させてあげる。これが大切である。

 その後の虫害も心配だとしたら、ニーム酵素液で予防と回復を同時にやっておく。この使い方は曇りで湿気の多い時に散布する。酵素液が虫の体に浸透するようにやると効果がバッチリなのである。

 新芽の時期は薬害も出やすい。何が薬害になるかというと乳化剤である。薬と水をまぜ合わせるために使うものである。これがクセ物である。新芽が黒くなってしまう。これを防ぐには玄米アミノ酸の液体である。2000倍に希釈した水を一晩置く。それを消毒液にまぜたら、さらに2時間から3時間置く。「そんなのめんどくさい…」薬害になるのとどちらがいいでしょうか。新芽がやられたら、その年の作物は期待できなくなる。わずかな手間を惜しんではならないのである。

 薬剤を使う、遅霜にあたる、その後に害虫が発生する仕組みを忘れないようにしてほしい。

 5月は苗の定植も一斉に始まる。定植は午前中にやるのが基本。夕方はダメ。その理由は湿度が上がる時に根は土に活着するからである。定植した時はタップリと水をやること。水分が不足すると活着が悪くなる。少し多めぐらいでも問題ない。定植して10日もすぎたら水の量は控えながら、適量を心がける。しっかりと土に水分を含ませて、埋蔵された水分で育つイメージでやってほしい。特にトマト・ナス・スイカはここがうまくいかないと成長のリズムにのれなくなる。

 苗選びも重要である。ダメな苗は節間がのびて徒長している。子葉が黄色になって老化している。この二つだけは避けてほしい。こういっても家庭菜園の方はわかりにくいと思う。

 そういう場合は店の人に新しい苗が入荷する時期を聞いて入荷したばかりの苗を購入することである。苗が悪ければよい作物はまったく取れない。最初から見限った方が得策である。

 5月はいままでにやった肥料の結果が出る時期でもある。それは苗が育っていくことをよく観察してみればすぐにわかる。定植した苗の活着がいいかどうか、基本の体はしっかり出来たかどうか、光合成がうまくいっているか、これは葉の色、厚さ、葉脈を見ればすぐわかる。葉の姿でもわかる。

 肥料が多すぎれば糖尿病になるわけである。しかし、このように言っても正常な姿を見ていない人にはピンとこないのである。

 人間なら外見でやせているとか太っているとか、背が低いとか高いとかよくわかる。でも植物となると自分のものしか見ていない。まして、この時期はいろいろな作業が重なって忙しい。他の人の栽培状況を見ているゆとりなどまったくないのである。実はここが農業で成功しない一番の理由なのである。比較対称がないから自画自賛になる。そういう意味で友人は非常に大切なのである。友人といっても知り合いの事ではない。毎年上手に作物を育てることができる達人のことである。達人を参考にすれば自分のレベルはすぐにわかるようになる。


 静岡農業技術支援協同組合 発行  「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレター 2010年5月号より



 私は「 達人 」になりたい!「 達人 」にもいろいろあると思う。物作りの達人、武道の達人、ビジネスの達人、太鼓の達人など様々です。

 でも、自然相手に「 達人 」になれたら最高ですよね。私は、「 達人 」になるために「 玄米アミノ酸微生物農法 」を実践しています。「 農業経営者育成塾 」で学んでいます。そして何より「 達人 神保塾長 」に師事しています。これだけ多方面から農業を見ている方はいないでしょう。物作りから販売そして人間学まですべてに精通している方はいないでしょう。

 私はそんな「 達人 」から学んでいます。「 達人 」になるには「 達人 」から学ぶのが一番早いです。


今!「 玄米アミノ酸微生物農法 」を選択すればもれなく「 達人 」が付いてきます!





それでは「 5月に多発する病害虫と薬害の対処方法!を学んじゃえ! 」のサンファーマーでした。

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by sunfarmer | 2016-03-19 06:11 | Comments(0)


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