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6月に微生物を豊かにすれば病害虫は減って品質もアップする!異常気象の対策もわかる!を学んじゃえ!

毎度「 6月に微生物を豊かにすれば病害虫は減って品質もアップする!異常気象の対策もわかる!を学んじゃえ! 」のサンファーマーです。6月に微生物を豊かにすれば病害虫は減って品質もアップする!異常気象の対策もわかる!を学んじゃえ!_c0354549_05213300.jpeg

 はじめての方に向けて「 ニュースレターで学んじゃえ! 」の説明をしたいと思います。私が学んでいる『 農業経営者育成塾 』の塾長である神保信一氏が毎月発行されている「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレターの記事から、インスパイアされた内容を綴っていきます。新時代の農業を志すみなさんに読んでいただければ幸いです。


  「 ニュースレターで学んじゃえ! 」

6月に微生物を豊かにすれば病虫害は減って品質もアップする!異常気象の対策もわかる!

 

 6月は3つの季節が重なっている。(1)5月の五月晴れの延長。(2)気温の急上昇。(3)梅雨に入る。以上の3つである。時期は地方によって異なるが一般的には6月10日頃までは五月晴れ、6月10日頃から気温の上昇、6月20日頃から梅雨になる。北海道は梅雨がないと言われてきたが、最近では地区によって大きな差が出るようになった。雨が全く降らない地区と雨が降り続く地区である。

 この3つの季節の見極めが、もの凄く重要なのである。五月晴れの季節は植物が順調に生育する、一番良い季節である。気温が急上昇を始めると雨が降りやすくなる。そして病虫害が発生しやすくなる。害虫はダニやカイガラ虫のように春から初夏にかけての最晩期になる。この害虫は温度が高くなってくると生きられないのである。

 ヨトウ虫やオオキハマキなどのウイルス発生が旺盛になってくる。この時期は10日ぐらいの間隔で季節が変わり、そして病害虫の生態も変わってしまう。予防ができる期間が冬とは違い、短いのである。梅雨に入る10日間ぐらいしかない。この時期に微生物に予防剤を使う。病気が出てからでは遅いのである。予防剤+玄米アミノ酸液体の2000倍希釈で予防する。病気が潜伏している時にたたくのがコツなのである。出てからでは治療薬しか方法がなくなる。病害虫にも抵抗性が出てきて効果は出にくくなる。できたら高価な治療薬は使わないで終わるのが経済的にも助かると思う。

 3月下旬〜4月中旬までに投入した肥料は肥大切れの時期になる。追肥は元肥の1/3が目安になる。もっとも効率のいい追肥のやり方というのがある。玄米アミノ酸ぼかし10kgにカリの化成だけ3kg(成分量)を混入して投入するのである(10アール当)。チッソ、リンは必要がない。カリだけでいい。元肥で不足してくると思われるのはカリだからである。

 葉物、果菜は日照不足になると葉が軟弱になる。葉が軟弱になると病気が入りやすくなる。組織が弱くなるからである。これを防ぐには水溶性のカルシウム、または硫酸マグネシウムを葉面散布する。玄米アミノ酸の液体を2000倍に希釈してから入れる。10アール200L程度が目安である。これで日照不足を補うカリができる。光合成を促進させ、さらに植物呼吸量を増やすことができる。

 葉物は葉が肉厚になり、果菜も花芽の量が落ちなくなる。玄米アミノ酸液体を単体でやる時は水に2000倍に希釈して一晩置く。10アールに50Lぐらいの散布をしてほしいと思う。

 サトイモ、ジャガイモ、ネギは土寄せの時期になる。培土をするということである。土寄せをする意味は根圏の領域を広げてあげるのである。根は下から上に伸びていくようになる。この性質を利用して畝立てをするのである。トマトやナスとは根の張り方がまったく違うのである。土寄せをする時期が6月の中旬にくる。この時に雨が降る。これが曲者である。サトイモでもジャガイモでもこの時期は雨が少ないと良い作物が収穫できる。産地といわれる場所はこの適性がある場所をいうのである。ということは水分が多い時に土寄せをしてはいけないということになる。

 水分が多い時に土寄せをしてしまうと根圏が広がるどころか酸素欠乏になって死んでしまうことになる。土寄せは同時に追肥のタイミングでもある。玄米アミノ酸のぼかしを追肥すればこれは根が元気になって、大玉なサトイモやジャガイモができる。

 6月はちょっとしたことが大きな差になる。雑草もそうである。雑草は病虫害の巣になる。雑草の一番の対策は出ないようにすることである。乳酸菌のもみがらぼかしは効果が抜群である。除草薬をまくなら乳酸菌のもみがらぼかしをまいた方がはるかにいい。除草剤は微生物を殺し根を殺し土を酸性化させる。いいことは何もない。それに比較して乳酸菌のもみがらぼかしは微生物を増やし、根の張りをよくして土を団粒構造にする。そして雑草も生えなくなる。天と地の差である。

 どうしても除草剤を使いたい方は発芽前に使う発芽抑制剤がおすすめである。また6月の雑草は背が高く8月まで成長して種を落とす。種であることも知っておく必要がある。秋は背が低く、すぐに種を落とすものが中心である。しかも6月の雑草は雨でも酸素がなくても育つ強い性質があることを忘れてはいけないと思う。

 この時期に一番心配なのは異常低温から異常高温への気候の変化である。昨年は手痛い目にあった方も多いと思うのである。それだけではない。乾燥害から湿害へ変わることも大きい。果樹は品質が落ち、葉物や果菜は形が悪くなる。収入にも大きく影響してくる。米はもっとひどかった。一等米が異常に少なかったのである。夏から秋への高温が影響した。

 それでも、みんながダメだったわけではない。例年並か、それ以上に良かった人もいるのである。その差は微生物の量である。化学肥料を中心にやっている所ほど異常気象の影響が大きく出た。

 玄米アミノ酸のぼかしを中心にやったところは影響が少なかったのである。これは結果が歴然と物語っている。手間は同じなのに何を与えたかで収入から日々の生活にまで差が出てしまうのである。それが6月の対処法の差なのである。

静岡農業技術支援協同組合 発行  「 楽して儲かる農業み〜つけた 」 ニュースレター 2011年6月号より

 

 微生物の量がポイントということが分かってきました。微生物の量と言ってもピンとこないかもしれません。だって目に見えないものですからね。でも、私達はこう考えます。


「 微生物 」「 乳酸菌もみがらぼかし 」


 
 つまり「 乳酸菌もみがらぼかし 」を反あたり300kg投入するということは反あたり300kgの「 微生物 」を投入するということなんです。しかし、この300kgはあくまでも目安であって、入れ過ぎるということはありません。チッソ過多は問題でも微生物過多は問題ではないのです。

 今年のナスの圃場には、反あたり1000kgは投入しようと思っています。失敗は許されませんからね。

今年の夏は、暑くなります。どんな異常気象になったとしても成功しなければなりません!

「 あ〜!異常気象だったから仕方ないや〜! 」なんてのんきな言い訳だけはしたくないのです。ですから、異常気象に向けての最善の準備を整えます。そのカギこそが「 微生物 」なんです。」


やっぱり異常気象にも「 微生物 」だね!



それでは「 6月に微生物を豊かにすれば病害虫は減って品質もアップする!異常気象の対策もわかる!を学んじゃえ! 」のサンファーマーでした。

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by sunfarmer | 2016-04-01 05:35 | Comments(0)


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